マレーシアやインドネシアの伝統的なろうけつ染めの生地バティック(Batik)。
深みのある色合い、繊細なデザインで魅力的なバティックはマレーシアを代表する特産品のひとつです。
今回はマレーシア、クアラルンプールでおこなったバティックの体験をまとめました。
マレーシアでバティック体験ができるお店
今回、バティック染め体験で訪れたのは、日本人には馴染みのあるDesa Sri Hartamasにある 「Batik Boutique」です。
事前にホームページをチェックし、ティータオル・トートバッグ・スカーフなど様々の種類の中から、作りたいプロダクトを予約しておきます。
お店にはバティック染めの可愛い小物や洋服がセンス良く並んでいます。
店内には欧米の方が多くいらっしゃいました。
アトリエはお店の横にある階段を登って3階にあります。
体験に必要なものは全て用意されているので手ぶらでOk。 エプロンも貸してもらえますが念の為、汚れてもいい服装で行った方が安心です。
いざバティック染めに挑戦
笑顔の素敵なインストラクターさんがバティックの歴史や、使う道具や工程について丁寧に説明してくれます。(英語での会話です)
溶かしたろうをブラシ、スタンプの型、ペンタイプの道具を使って好きな模様を書きます。
まずは紙を使って練習です。 道具の使い方、ろうの量がコツをつかむまでなかなか難しいです!
慣れてきたらいざ本番。
今回は事前に予約しておいたティータオルにろうで模様を描いていきます。
ろうの量次第でにじんだりかすれたりしますがこれもオリジナリティが出て面白いです。
すぐにろうが固まるので、次は布を染めていきます。
カタログを見ながら、何種類もある色の中から好きな色を選びます。
染料を溶かした水の中に布を浸すと、ろうで模様をつけた以外の部分が一瞬で鮮やかな色に染まります。
染液をしっかり絞ってドライヤーで乾かします。
この乾かす作業が地味で時間がかかって、なかなか大変でした。
乾いたらまたろうで模様を描きます。 そしてさらに違う色で染める。これを2〜3回、好きなだけ繰り返します。
最後にろうを溶かして落とすため熱湯の中に入れます。
この工程はインストラクターさんがおこなってくれました。 1時間ほどしっかり乾かして完成です!
隣のカフェで休憩がてらお茶をしながら待っていたらあっという間に時間がすぎました。
マレーシアでバティック染め体験を!【お土産にもおすすめ】最後に
マレーシアの特産品のひとつで街中でよく見かけるバティックですが、実際に体験してみると、ろうのつけ方、色の重ね方、工程の一つ一つでどんどん変化していくのが難しくもあり楽しかったです。
完成した時には世界に一つだけの生地が仕上がり、とてもいい記念になりました。
マレーシアに来た記念にぜひバティック染めを体験してみてくださいね。
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