最近台所育児という言葉をよく耳にします。
我が家も我が子が0歳の頃時から一緒にキッチンで過ごしたので、自然と台所育児を取り入れていました。
キッチンは危ないんじゃないか、どうやって一緒に過ごすのかと考えているかたに、我が家では具体的にどんなことをしていたのか、振り返りまとめてみました。
台所育児を始めたきっかけ
我が家が育児で大切にしていることの一つに、「五感をたっぷり刺激し育む」というのがあります。
見て、聴いて、触れて、嗅いで、味わって、
これって単に既製品のおもちゃを買わなくても、日々の生活の中で取り入れられますよね。
ぴったりなのが台所!
野菜の様々な色や形をみて、触って、料理をする音や香り・・・
我が家が育児で大切にしていることが詰まっている!
ということで我が家は危ないからとキッチンの入り口にゲートはつけませんでした。
女の子だし料理に興味を持ってくれたらなーという理由と、最大の理由は
後追いが酷すぎて 涙
ゲートなんてつけても泣き叫び、かえってストレスになりそうだったので家事も子供と一緒にやってしまおうという考えでした。
台所育児の効果は
『台所育児 一歳から包丁を』の著者でもある料理研究家の坂本廣子さんによると
台所育児の目的は、子どもに料理という科学変化の体験をしてもらうこと。
お手伝いをすることで自尊心も養え、非認知的能力を育むことができる。
とのこと。
幼児期には学力より学びに向かう姿勢、社交性、意欲など個人の資質や特性である非認知能力を伸ばした方が社会的に成功するとの意見があり、注目している親御さんも多いですね。
この本で台所育児の魅力を知り、積極的に子供に料理をさせたいと思うようになりました。
台所育児に興味はあるけど、子供に何をさせたらいいかわからないという方にはこちらがおすすめ。
・子供でも扱いやすい調理器具
・刃物を安全に扱うコツ
・子供と一緒に作れる簡単レシピ
可愛いイラストで読みやすく、とても参考になります。
我が家が台所育児でやっていたこと
0歳児 キッチン用品をおもちゃ代わりに
0歳の頃には機嫌のいい時はバウンサー、御機嫌斜めの時には抱っこ紐と使い分けて一緒にキッチンにいました。
おすわりがしっかり安定したら床に座らせて、野菜、ステンレス製の鍋のふたやボール、泡立て器をおもちゃ代わりにして遊ばせていました。
このくらいの月齢の子からしたら、見るもの手に取るものすべてがおもちゃみたいなものですよね。
口に入れたりたたいて楽器のように音を出したり。
よしよし、しっかり五感を使っている。
ちなみに木製の食器を積み木がわりにしていたら2〜3個破壊したことがあります。涙
1歳児 台所育児でできる事
1歳半をすぎて手先が器用になると、お手伝いのようなことができるようになってきます。
トマトのヘタ取り・いんげんのさやむき
一番初めに見本を見せてあげると簡単にできるお手伝いです。
お米を研ぐ
私がお米を研いでいる間、別のボールを用意してお米を研いで遊びます。
お米のパラパラした感触、水を入れて白く濁る様子、ぐるぐるとかき混ぜて・・
最終的に水遊びのようになっていますが、夢中になってくれるので料理がはかどります。
ゆで卵の皮むき
最初の方は殻にたくさんヒビを入れてあげるとお子さんが剥きやすいです。
しっかり冷ました状態にして、ヤケドには気をつけてくださいね。
生卵をわる
ゆで卵になれたら生卵にも挑戦してみましょう。
殻が入ってしまっても気にしない!
そのうちすぐに力加減やコツがわかってきます。
うちの子はいつまでも生卵のヌメッとした感触が気持ち悪いみたいです。笑
2歳児 台所育児でできること
2歳にもなるといくつかの工程を追って料理をすることができます。
包丁デビュー
我が家は包丁に興味を持ち始めた当初は、食事用のナイフでキュウリやもやしなど力が必要なく切りやすいものを好きなように切らせていました。
切ったキュウリはサラダに。細切れのもやしは餃子のタネに使ったりして食材は無駄なく使います。
そしてナイフの扱いに慣れた頃に包丁デビューをしました。
子供用の包丁の選び方は、
子供の握りこぶし2つ分の刃渡りの長さでよく切れる包丁です。
パンケーキ作り
大好きな絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」のお話を思い出しながら。
シンプルな材料で混ぜたり焼くことで化学変化もしっかり楽しめます
餃子をつつむ
子供には蒸したサツマイモやコーンを包んでもらっていました。
忙しい夕食の準備の時間に、生肉を口に入れてしまわないかとしっかりケアする余裕もないので・・・
子供用調理器具セット
我が子は女の子ですが、キッチンやおままごとのおもちゃは買っていません。
今まで本物のキッチンや食材で遊んでいたので、必要性がなく…
なので2歳になった頃に、娘用の調理器具を揃えました。
台所育児で五感を育む【我が家の台所育児】 子供と一緒に料理をしよう 最後に
1日の中でも、夕方の黄昏泣きと重なり大変な夕食作り。
お子様の成長に合わせて、お子様が興味を持ったことを積極的にやらせてあげると意外と夢中になってママの作業がはかどります。
後片付けや掃除など少し手間はかかる時もありますが、お子様の五感をたっぷり刺激して満たしてあげられていると思うと頑張れてしまいます。
ぜひ、ちょっとしたことからでもいいので台所育児を取り入れてみてくださいね!
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[…] 【五感を育む】我が家の台所育児最近台所育児という言葉をよく耳にします。我が家も我が子が0歳の頃時から一緒にキッチンで過ごしたので、自然と台所育児を取り入れていました。 […]