コロナウイルスの影響で世界中で都市封鎖(ロックダウン)が行われています。
日本でも都市封鎖の可能性が高くなってきましたが、食べ盛りのお子様がいるご家庭では食料を切らさないか心配ですよね。
先進国と比べると自給自足率が低い日本でロックダウンが起きた場合、食料不足が心配されます。
でも食品の備蓄って、何をどのくらいの量備えておけば大丈夫なの?
このように考えている方に、現在ロックダウン生活真っ最中の主婦が、経験を元に食料備蓄についてまとめてみました。
私が住んでいるマレーシアでは現在ロックダウン開始から一週間経過しており、これからもあと3週間続く予定です。
日本とマレーシアでは状況が異なると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
食料の備蓄量、おすすめの食品まとめ
食料を備蓄するのに必要な量と、備えておくと安心な食品、保存のコツをご紹介していきます。
ロックダウン中でも、お子様の食事の栄養バランスは気になるところ。
農林水産省の食事バランスガイドを元に1項目ずつ順に見ていきましょう。
主食
エネルギー源となる主食のお米は「備蓄の柱」と言われています。
私の住むマレーシアではロックダウン宣言があったその日にお米がスーパーからなくなりました。
数日後には少しずつスーパーで見かけるようにはなりましたが、早めに必要な量だけ確保しておくと安心です。
こちらが4人家族分(大人2人、子供2人)の2週間分の備蓄目安量です。
- 米 10Kg
- うどん、そば、パスタ等 400g入り6袋
- パン、中華麺、インスタント麺等 16食
上記以外に我が家では小麦粉や強力粉が重宝しています。
外出ができずに退屈している子供と一緒に、お菓子作りやパン作りに大活躍。
1〜2年は日持ちするので多めにストックしておくと便利です。
お子様にはホットケーキミックスもおすすめ。
副菜
野菜の中でも、じゃがいも、人参、玉ねぎは多めに買っておくと、「シチュー」「カレー」「肉じゃが」のように色んなメニューに使えるのでおすすめです。
そして生鮮食品はいかに長持ちさせるかがカギ!
今回のように備蓄が必要な時には、冷蔵庫内に置いておくだけで野菜・果物が出すエチレンガスを吸着・分解し鮮度を保ってくれるお助けアイテムが大活躍。
せっかく買った食品が無駄にならないように、鮮度を保って保管しましょう。
主菜
まとめ買いした肉、魚は冷凍して保存しますが、冷凍庫のスペースには限りがあるので常温保存ができる卵が活躍します。
また、高野豆腐、豆乳は長期保存ができるので備蓄におすすめ。
そして、日本では馴染みがないかもしれませんがインドネシアの納豆と呼ばれている「テンペ」はお肉代わりに使えます。安くて日持ちもする、栄養豊富な優れものです。
みじん切りにして炒め、醤油・酒・みりんで味付けすれば高タンパク&ヘルシーなそぼろが完成です!
ダイエットや健康維持のため、普段の食事にも取り入れていただきたい食品です。
テンペのおすすめレシピはこちら。
乳製品
シリアルにさっと牛乳をかけて朝食に。ホッと一息つくコーヒーブレイクのカフェラテに。
牛乳も必要な量は買っておきたいですね。
牛乳、ヨーグルトに加え、お子様のおやつ用にチーズ、日持ちするスキムミルクがあると安心です。
おやつ用にフルーチェをストックしておくと、牛乳を使ってお子様と一緒に作れて楽しめます。
果物
ビタミン摂取のために果物も備えが必要です。
果物も備蓄するには鮮度との戦いです。
生の果物の場合、バナナは冷蔵庫のスペースに余裕があれば冷蔵保存。
常温保存する場合はバナナを一本ずつ外し、柄の部分にラップを巻くと鮮度が長持ちします。
他にもりんごは安くて日持ちするのでおすすめです。
そして缶詰やドライフルーツは長期保存ができて、おやつにもぴったり!備えておくと重宝します。
食品備蓄のコツ 最後に
備蓄で大切なのは、必要なものを、必要な量だけ備えておくことです。
ロックダウン宣言が出てからではパニックになりやすく、冷静な判断ができなくなります。
今のうちに家族構成、期間などを考慮して、いざという時のために徐々に備蓄して行くのをおすすめします。
今はとても便利な世の中で、食品もネットで買い物ができる時代です。
- 大混雑するスーパーはウイルス感染のリスクがある。
- スーパーに行っても在庫切れの可能性がある。
このような理由から、まずはネットで買えるものは買って、残りをスーパーで買い足す方法が効率がよくて安心。
ロックダウン生活真っ最中で毎日引きこもり生活。そんな我が家の楽しみといえば食べること!
台所育児を意識して子供と一緒にお菓子作りを楽しんでいます。
いざという時に家族が安心して過ごせるように、ぜひ家の中のストックを見直してみてください。
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